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楽譜を読むとはどういう事か?

先ず二つ考えられます。
一つは、

@楽譜を見た時に頭の中で音楽が再生される働き。
(譜面を熟知し、楽譜を見たとき曲が分かる、頭の中で曲を再現できる)

もう一つは、

A楽譜上の曲を特定の楽器(声帯も含む)を用いて正しく再現できる事。
(@を出来なくてもAが出来る人がいるとして、その人が楽譜を読めていないとは言えない。)

上記の二つ、どちらか出来れば譜面を読んでいる事にはなりますよね?
でもここで話は終わりません。

Aを出来る人は@を出来るとは限りませんし、
【例】楽器で譜面上の音楽を再現出来ても頭の中で楽譜の音楽を
再現出来ない。
@を出来る人はAが出来るとは限りません。
【例】@が出来る人も触った事がない楽器は弾けない。
【補足例】@が出来てAが出来ない理由に大きい楽器があったり、
小さい楽器があったり、12平均率が順番どおり並んでない
楽器(バンドネオン等)がある等。

何が言いたいかと言うと、
”楽譜を読む”という文章は複合的な意味を持っている、
又は人によって想像するイメージが異なるという事です。

さて、@が出来なくてもAは出来る人は沢山います。
僕もその一人です(^^;)。
楽譜を見たとき、何の曲かさっぱりわかりません(涙)。
そこでピアノの鍵盤と楽譜をにらめっこして覚えていくわけですが、
弾けるようになる過程で、

鍵盤から出る音と音符を結び付けているわけではなく、
鍵盤上の特定の位置(座標)を(手に対して)運動的、感覚的に捕えているわけです。
【例】一点c(図1参照)から手をめいっぱい広げたら1オクターブ上のドだとか
拳一個分動かして5度だとか…。

ピアノの88鍵

図1 ・○=一点c

【補足例1】例えば、ピアニストの耳が突然聞こえなくなっても、
手が運動としてある曲を(つまり運指を)覚えていれば、
本人が演奏している曲を聴く事が出来なくても、
そのある曲を演奏できる。
【補足例2】電源を入れていない電子ピアノで完璧に譜面の曲を
演奏(叩く?)できれば運動としての演奏行為はなされていると考えられる。

つまり”楽譜を読む”という行為は上記@、Aの他に、

B特定の楽器上の特定の位置(座標)を認識する

という要素があるわけです。

楽譜を読むとは
@楽譜を見た時に頭の中で音楽が再生される働き。
A楽譜上の音符を特定の楽器(声帯も含む)を用いて正しく再現する事。
B特定の楽器上の特定の位置(座標)を認識する。

上記のAはズバリ演奏ですね。

ド

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